意外と知らない⁉︎ Processingの歴史・ライセンスは必要? 【 Processing 番外編 】
こんにちはみおです!
今回は番外編という事でProcessingの歴史とライセンスが必要かどうかについて説明していきたいと思います。
Processingってどんなプログラミング言語なの?
まずProcessimgとはプログラミングの一種で、主にデジタルアートやメディアアートなどに使われる事が多いです。
デジタルアートは、チームラボみたいな物をイメージすると分かりやすいと思います。
一方メディアアートは、デジタルアートと似ているんですが、perfumeさんのライブなどで使われている映像技術をイメージしてもらえると良いと思います。
Processingについてもっと詳しく知りたいという方はこちらをご覧ください。
Processingとは一体なに⁈ 【 特徴とProcessingを使って出来る事 】 - Processingの基礎と応用
Prpcessingの歴史
Processingは2001年にCasey Reas(キャセイ・レアス)と、Benjamin Fry(ベンジャミン・フライ)によって開発されました。
誕生した背景には、2人の子どもの頃が関係しているようです。
CaseyとBenは子どもの頃に、BASICやLogoを使って気軽に面白いプログラムを組んでいたようです。
そのため、当時組んでいたソフトウェアをスケッチする道具を作るのが目標だったそうです。
しかし、2人が作りたかったソフトウェアは画面全体を使うインタラクティブな物で、コードを書いて検証しようにもC++では時間がかかりすぎてしまい、現実的ではなく、もっと良い方法を見つける必要がありました。
また、学生にとって使いやすい言語を開発し、プログラムの作り方を教える際の教材として、そしてグラフィックを扱うときの道具として使える言語を作るために、開発をしたそうです。
2001年に開発されてからは、年を越すごとにどんどんバージョンを更新していき、2015年に導入されたバージョン3.0では、新しいインタフェイスやエラーチェック機能なども導入され、やり簡単にProcessingをする事が出来るようになりました。
そして、開発から14年が経過し、成長したProcessingは当初の目的を果たし、教育の場で使われるようになりました。
そして、教育以外の場でも、その有効性が知られるようになりました。
Processingにライセンスは必要?
最後にProcessingにライセンスは必要かどうかについて説明していきたいと思います。
まず、基本的には免許や資格、許可は必要ありません。
Processingは誰でも無料で始められる、オープンソースのソフトウェアです。
つまり、開発環境を含める全てのソースコードが公開され、誰でも観覧可能です。
ProcessingはGNU GPLライセンスで配布されています。
- 著作権表示を保持しなければならず、かつ無保証である
- 誰でも自由に複製/改変/頒布する事が許可されている
- GPLライセンスのソフトウェアやプログラムを使用した場合、制作物もGPLライセンスで配布しなければならない
なので、基本的には許可や資格などはいりません。
誰でも簡単に、無料で始められます。
今日のまとめ
今回は番外編という事で、Processingの歴史について紹介をしてみました。
Processingは誰でも簡単に、初期費用もかからず始められるので、皆さんもぜひやってみてください。
Processingはデジタルアートやメディアアートに使われる事が多いです。
皆さんが普段使っているものや、見ているものも実はProcessingが関わっているかもしれませんね。
プログラミングと聞くと難しく感じるかもしれませんが、意外と身近にある物なので、そんなに難しい物では無いんだよという事が分かっていただけたら嬉しいです。
という事で今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
また次回の記事も見てもらえると嬉しです。
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