スクリプト言語・コンパイラ言語とは？ それぞれの特徴と2つの違い 【 プログラミング豆知識 】
こんにちは、みおはぴです！
皆さんは、「スプリクト言語」「コンパイラ言語」という言葉を聞いたことはありませんか？
プログラミングの勉強をしていたら、1回は出てくると思います。
ですが、この2つがどんなものなのか、そして何が違うのか、よく分からないという人も少なくは無いのではないでしょうか。
という事で今回は、「スプリクト言語」と「コンパイラ言語」この2つのそれぞれの特徴と、2つの違う所はどこなのかを解説していこうと思います。
それでは早速やっていきましょう！
契約でAmazon券プレゼント！シェアオフィス検索サイト「ハブスペ」 
スクリプト言語とは
スクリプト言語とは、習得するのを簡単にするために工夫されたプログラミング言語になります。
例えば、JavaScriptを習得すれば、コンピュータの仕組みを意識しなくてもWebページ上で計算処理が出来ますよね。
これはスクリプト言語だからとも言えるんです。
スクリプト言語のメリット
スクリプト言語のメリットは、大きく分けて2つあります。
- 学習が比較的簡単に出来る
- すぐに実行できる
スクリプト言語の最大のメリットは、ソースコードを書けばすぐに実行できる点です。
ソースコードを書いて実行、修正してまた実行という動きが素早くできるので、比較的簡単に開発することが出来ます。
そのため、開発作業を効率的に進めることが出来るようになります。
また、コードを書いてすぐ実行出来るので、学習も比較的やりやすいです。
【グーペ】デザインを4000パターン以上から選べるHP作成サービス 
スプリクト言語のデメリット
スクリプト言語にも、もちろんデメリットがあります。
- 利用用途が限定される場合がある
- 実行速度が比較的遅い
- 小規模開発向きで、大規模開発には向かない
利用用途が限定されるというのは、スクリプト言語の1つであるJavaScriptは、Webブラウザ上でのみ実行することが可能というように、用途が限定されてしまうことがあります。
また、実行速度が遅いため、処理速度を必要とするシステムには向いていないのです。
スクリプト言語は、習得しやすくて簡単というメリットがありますが、その一方で、利用範囲は一定の制約があります。
そのため、開発する内容に応じて、プログラミング言語を選択する必要があることは、知っておいたほうが良いと思います。
スクリプト言語の例
ここまでスクリプト言語について、色々と解説をしていきましたが、ではスプリクト言語はどのような物があるのでしょうか。
JavaScriptは、一般的にウェブブラウザ上で実行させることを目的としたスクリプト言語です。
Webページ上で動きをつけたい時や、Webページへ入力する機能を作りたい時のために便利な機能が備わっています。
関連記事
Java と JavaScript の違いは？ それぞれの特徴と4つの相違点を徹底解説 【 プログラミング豆知識 】 - みおはぴの毎日プログラミング
Pythonは、誰が書いてもコードが読みやすいように設計された凡用スクリプト言語です。
また、数値計算のライブラリが充実しているため、最近では機械学習に利用されることも増えています。
関連記事
初心者にオススメ!! 人気の言語 Python とは？ 特徴と人気の理由を徹底解説 【 プログラミング豆知識 】 - みおはぴの毎日プログラミング
オブジェクト指向に特化しており、楽しさと実用性を兼ね備えたバランスの良いスクリプト言語です。
関連記事
Rubyとは 人気のプログラミング言語 Rubyを徹底解説!! 【 プログラミング豆知識 】 - みおはぴの毎日プログラミング
初心者向け!! オブジェクト思考とは 【 プログラミング豆知識 】 - みおはぴの毎日プログラミング
PHPは、Webアプリケーションに特化したWebサーバー用のスクリプト言語です。
初心者でも習得しやすいように設計されているのが特徴です。
コンパイラ言語とは
コンパイラ言語とは、人が書いたソースコードをコンピュータが理解できる機械語に翻訳してから実行するプログラミング言語の総称です。
コンパイラ言語のメリット
コンパイラ言語のメリットは、大きく分けて2つあります。
- プログラムの処理速度が速い
- ミスを発見してくれる
コンパイラ言語は処理速度が速いため、処理速度を必要とするプログラムにとても向いています。
そのため、中規模以上のプログラムで多く用いられている傾向があります。
また、コンパイラ言語は、誤字などのミスを見つけてお知らせしてくれるため、ケアレスミスの防止にも繋がります。
コンパイラ言語のデメリット
もちろんコンパイラ言語にも、デメリットはあります。
- 修正が簡単に出来ない
- 思い立った時に開発が出来ない
コンパイラ言語は、文法のミスは親切に教えてくれますが、修正となると、一筋縄ではいかない言語なんです。
スクリプト言語の場合、動かしながらの修正も簡単出来ます。
しかし、コンパイラ言語の場合は、修正したくても一度全部動かしてからでないと、修正が出来ないんです。
処理速度は速いのですが、修正となると時間と手間がかかってしまいます。
また、コンパイラ言語は、スクリプト言語に比べて敷居が高く、すぐに開発をすることが出来ません。
どういう事かと言うと、プログラムを作るためには、開発に必要なツールを用意しなければなりません。
プログラムに必要なツールを導入し、全て揃って、ようやく開発というように、準備に時間を使ってしまいます。
コンパイラ言語の例
では、コンパイラ言語にはどのような物があるのでしょうか。
JavaScriptがスクリプト言語だったのに対して、Javaはコンパイラ言語になります。
Javaの最大の特徴は、OSに依存しないという所です。
OSに依存しないということは、どんな場所でも使うことの出来るという事なので、とても使いやすいです。
関連記事
Java と JavaScript の違いは？ それぞれの特徴と4つの相違点を徹底解説 【 プログラミング豆知識 】 - みおはぴの毎日プログラミング
元々は、マイクロソフトが開発した言語なのですが、C#もJavaと同じぐらい幅広い分野で活躍している言語です。
C言語は、現在使われているプログラミング言語の中でも、最も歴史が深く、知名度の高い言語になります。
また、処理速度の速いコンパイラ言語の中でも、最も最速と言われているのがこのC言語です。
OSなどのシステム開発や、loTなどのハードウェアの制御と深い関わりのある分野においては、絶大な支持を集めています。
スプリクト言語とコンパイラ言語の違い
人間向けか機械向けか
スクリプト言語は、簡単な文法でプログラムを構成することが出来ます。
そのため、スプリクト言語は人間にやさしい言語です。
一方で、コンパイラ言語は、機械語に翻訳された言語を用いています。
つまり、コンパイラ言語は機械にやさしい言語となっています。
重視している点
スプリクト言語とコンパイラ言語では、重視している点が違います。
スクリプト言語は、学習しやすく、修正などが比較的簡単に出来ますが、その分処理速度は遅くなってしまいます。
そして、コンパイラ言語は、処理速度が速く、ミスを教えてくれますが、その分修正はとても大変になります。
なので、スクリプト言語は取り掛かりやすさや、学習のしやすさなどを重視しており、コンパイラ言語は、処理速度などの効率を重視しています。
今日のまとめ
今回は、スクリプト言語とコンパイラ言語の特徴と、違う点を解説していきました。
今日の要点
この記事が少しでも参考になっていれば嬉しいです。
Twitterで普段のプログラミングの様子を投稿していたり、DMで質問などの募集もしています。
ぜひ一度覘いてみてください。
みおはぴ🐰 @大学生プログラマー (@mio_Processing) | Twitter
という事で今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
また次回も見てもらえると嬉しいです！
合わせて読みたい
0から解説!! Web開発にオススメのプログラミング言語 【 プログラミング豆知識 】 - みおはぴの毎日プログラミング
あるコツを押さえるだけ!? 挫折しないプログラミングの独学方法 【 プログラミング豆知識 】 - みおはぴの毎日プログラミング
初心者にも分かりやすく徹底解説!! プログラミングとは？ 【 プログラミング豆知識 】 - みおはぴの毎日プログラミング
